学ぶ · ブロックチェーン入門

Bitcoin から
DeFi へ

DeFi(分散型金融)とは、スマートコントラクトの上に築かれた金融の仕組みです。貸し付けも取引も決済も、銀行や仲介者なしでコードが実行します。Bitcoin、Ethereum、CEX、DEX、LP、AMM、オラクル。これらの考え方は一本の鎖のようにつながっています。このガイドでは、それぞれがどんな問題を解決し、なぜ次のものが生まれたのかをたどります。

台帳から、プログラム可能な金融へ
Bitcoin
個人間の価値の移転
Ethereum
スマートコントラクト
DeFi
プログラム可能な金融
POTS は DeFi のレイヤーにある
要点
  • Bitcoin は、ブロックチェーンの合意と暗号技術で、銀行なしの個人間送金を実現した
  • Ethereum はスマートコントラクトを加えた。仲介者なしで自動実行されるルール
  • DEX は資産を預けるリスクをなくした。資産はユーザーの手元、取引はスマートコントラクトが実行
  • DeFi は金融を、組み合わせ可能で透明なモジュールとして作り直した:貸し付け、AMM、オラクル、清算
ブロックチェーンを築いた5つの問い

どの発明も、ひとつの問いに答えた

ブロックチェーンの歴史は、問題と答えの連鎖です。答えがひとつ出るたびに次の問題が見え、どの解決策も前のものの上に築かれてきました。

問い 1
銀行なしでお金を送れるか?
↓
Bitcoin(BTC)

取引の記録をブロックチェーンに保存します。順番と正しさは合意で決まり、所有権は暗号技術が守ります。仲介者なしの個人間送金が可能になりましたが、できるのは単純な取引に限られていました。

問い 2
デジタル資産をどう取引するか?
↓
中央集権型取引所(CEX)

プラットフォームがユーザーの資産を預かり、買い手と売り手を突き合わせます。効率がよく使いやすい一方で、資産の管理をプラットフォームに任せなければなりません。単一障害点があり、中身はブラックボックスです。

問い 3
実行のルールをブロックチェーンに置けるか?
↓
Ethereum + スマートコントラクト

ルールをあらかじめコードで決めておき、条件がそろえば自動で実行される、プログラム可能なブロックチェーンです。仲介者はいりません。ブロックチェーンが、ただの台帳から金融のインフラに変わりました。

問い 4
取引所を信用したくないなら?
↓
分散型取引所(DEX)

ユーザーは資産を自分のウォレットに置いたまま。取引はスマートコントラクトのロジックで実行され、決済はオンチェーンで行われます。仲介者を信じる代わりに、透明で自動化されたプロトコルのルールを信じる形に変わりました。

問い 5
金融の仕組みをまるごとオンチェーンで動かせるか?
↓
DeFi(分散型金融)

ブロックチェーン上の金融の仕組みで、貸し付け、マーケットメイク、清算、仕組みのある戦略まで、すべてスマートコントラクトで動きます。透明で、確かめられて、開かれている。金融が分散型のインフラの上に作り直されました。

DeFi の解剖

DeFi は実際どう動いているのか

どんな DeFi プロトコルの構造も、6つの問いで説明できます。これがわかれば、たいていのプロトコルが何をしているのかがわかります。

ルールはどう実行される?

スマートコントラクト

ブロックチェーンに保存され、条件がそろうと自動で動くコードです。これまで人の手が必要だった承認、照合、清算、決済を置き換えます。

流動性はどこから来る?

流動性提供者(LP)

プールに資産を預けて、仕組みに取引できる在庫を提供するユーザーです。見返りに、自分の流動性を使った取引から手数料を受け取り、同時に価格変動のリスクも負います。

価格はどう決まる?

AMM(自動マーケットメイカー)

価格はプールの中の資産の比率から生まれます。トークン A を USDT に交換すると、1,000A / 1,000 USDT → 1,010A / 990 USDT となり、A の価格 = 990/1,010 ≈ 0.98 ドル。オーダーブックは要りません。

インセンティブはどう配られる?

手数料の分配

取引手数料は、流動性の報酬として LP に、開発のためにプロトコルに、そしてトレジャリーや買い戻しの仕組みに流れます。配分のしかたが違えば、エコシステムの行き着く先も根本から変わります。

リスクはどう抑える?

清算の仕組み

担保が足りなくなる前に、ポジションを強制的に整理します。守っているのは個々のポジションではなく、仕組み全体の支払い能力です。スマートコントラクトが自動で実行します。

外部のデータはどう入ってくる?

オラクル

スマートコントラクトはルールを完璧に実行できますが、外のデータは読めません。オラクルが価格フィード、出来事の結果、現実世界の状態を届けることで、貸し付け、清算、決済が動きます。

CEX と DEX

中央集権型取引所と分散型取引所

構造上のいちばんの違いは、誰があなたの資産を持ち、誰が取引を実行するかです。

項目 CEX(中央集権型) DEX(分散型)
資産の管理プラットフォームが保有自分が保有(ウォレット)
取引の実行社内のマッチングエンジンオンチェーンのスマートコントラクト
透明性中身はブラックボックスオンチェーンですべて確認可能
取引相手のリスク破綻や凍結がありうる単一障害点がない
KYC / 本人確認必要不要
価格の決まり方オーダーブック(買値/売値)AMM(プールの比率)または CLOB
決済社内の台帳を更新オンチェーン(Polygon、Ethereum)
例Binance、Coinbase、KrakenUniswap、Pots Market、dYdX

Pots Market は DEX レイヤーの Builder として動いています。ノンカストディアルで、注文は EIP-712 署名、決済は Polygon 上のオンチェーンです。

POTS の位置づけ

最後に、ひとつの問いが残った

DeFi は、仲介者なしで金融を作り直しました。それでも、金融のスタックの中にひとつだけ、権威に頼ったままの層が残っていました。真実の確定です。

Bitcoin は問うた:仲介者なしで価値を確定できるか?
Pots Market は問う:権威なしで真実を確定できるか?

予測市場はギャンブルではなく、真実を確定させるためのインフラです。Bitcoin が暗号学的な合意で組織への信頼を置き換えられると示したように、予測市場は価格発見で専門家の権威を置き換えられることを示しています。POTS エコシステムは、この予測市場のインフラの上に、DeFi の通貨レイヤーである IBS トークンと Smart Treasury を加えています。

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分散型の価値の確定
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プログラム可能な金融のルール
DeFi
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分散型の金融インフラ
Pots Market
→
分散型の真実の確定
よくある質問

よく聞かれること

よくある質問

01 Bitcoin はどんな問題を解決したのですか?
銀行なしで二重支払いを防いだことです。ブロックチェーン = 分散型の台帳。どの記録が正しいかは合意で決まり、所有権は暗号技術が守ります。取引を記録する仲介者はいません。
02 Ethereum は何を加えたのですか?
スマートコントラクトによる、プログラム可能なロジックです。Bitcoin は記録し、Ethereum は実行する。貸し付け、清算、支払いの分配が、条件がそろえば自動で動きます。承認は要りません。
03 DeFi と CEX の違いは?
CEX:資産を預けて、プラットフォームを信じる。DeFi:資産は自分で管理し、ルールはスマートコントラクトにある。透明で、確かめられて、単一障害点がありません。
04 AMM とは何ですか?
注文の突き合わせではなく、プールの比率から価格が決まる仕組みです。A を入れる → USDT が出る → 比率が変わる → 価格が変わる。計算式は一定で、片方が増えればもう片方の価格が上がります。
05 オラクルとは何ですか?
現実世界とブロックチェーンをつなぐ橋です。スマートコントラクトは外のデータを読めないので、オラクルが価格フィード、出来事の結果、外部の状態を届け、貸し付け、清算、決済を動かします。
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